
旗振りのオッチャンはラテン系の高知県人だった

時間割は、複雑?
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山深い四国。
山間の集落を結ぶ生活道路でもある林道や、エスケープ道路ですが、時に、自然の力により道路が寸断されてしまう事も有ります。
何の下調べもせずに走っていると、ときおり、こういう、予想外の足留めをくらうこともあります。
運が悪ければ、最大50分のまちぼうけになるのですが、待つ以外に手立てはなさそうですから、エンジンを止め、ヘルメットを脱いで一服する事にします。
旗振りのオッチャンは、陽気な土佐人で、バリバリの高知弁で気さくに話かけてきます。
「おっ!このバイク、ベーエンベーかや? ほぉ、シャフトドライブじゃね。」
なかなかバイク好きのようで、結構詳しいです。
この際ですから、周辺道路の工事状況などを詳しく聞いておきます。
やがて、後続のバイクや、車が段々増え、ちょっとした井戸端会議状態になります。すぐあとに来たバハのライダーは数キロ先に用事があるとの事で、帰りの通過可能時間を気にしていました。バイクに目をやると、かなりの遣い手らしく、足回りはカスタマイズしまくり状態です。
他に、地図を片手に四国を廻っているらしい初老の四駆車のご夫婦などとも情報交換などをします。
さて、そうこうしているうちに、そろそろ通過出来る時間になったようです。。
こういう、山間の道には、デュアルパーパス車がマッチしますし、私はゆっくりとしか走れないので、バハのライダーさんに先陣を譲ります。
でも、車よりは先に出発させて頂きます。
さて、もう少しで、石鎚スカイラインです。
【場所】
たぶんここらあたり
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