06 15 2000 39,131 km
リア・ブレーキ

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←写真はバイクのリアブレーキ・ディスクです。
キラキラしてて奇麗ですよね。それも、異様に。(^^;
まるで、逆光の夕日を映す、初夏の夕凪の瀬戸内海の様です。
普通、ブレーキディスクっていうのは、同心円状に傷がつくので、ここまで美しくランダムに光沢を放つ光りかたはしないものなのです。
では、なぜこんな光り方をしているのか?
結論を先に言えば、ブレーキパッドが無くなって、鉄同士がブレーキングの度にこすれあって、ブレーキディスクが削れているから........なのです。
写真下の右にある正方形をしたものが、リアのブレーキパッドです。
パッドが完全に無くなって、地金が削れています。
当然の事ながら、即刻パッド交換となりました。新たに着装されるブレーキパッドは当然、純正品です。
だって、社外品より安いんだもん。
そもそも、リアのディスクプレートは極僅かに偏芯しておりまして、普段から、リアブレーキにはクマゼミが住んでおりました。小さな声で、「シャァッ、シャァッ、シャァッ」と鳴いていたのです。
それが、段々大きくなり、信号待ちで停車するときにリアを踏むと、更にブレーキ鳴きが大きくってきていました。こりゃ恥ずかしいなぁ......と思っていた所、一昨日あたりから、急に静かになって、「おおこりゃええわい」と喜んでおったのです。(無知とは恐ろしいもんぢゃ)
ところが、昨日、ブレーキを踏むと「いなげな足応え&音」つまり、ゴリゴリした感触が伝わって来たのです。
流石にこりゃおかしいってことで、プロに診て貰った所、「ありゃぁ、パッドが無いよこりゃ。」ってな顛末。もうちょっとで「ディスク研磨」送りになるとこでした(^^)
新品のパッドが入って、蝉の声もすっかり小さくなりました :-)
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